小石の独り言

日々の暮らしを大切に過ごしたい

不思議な食器屋 【創作物語】

 

こんにちは

 

二十代から三十代の時期に

本が好きで書店員をしていました

時々短いお話も書いています

 

 

 

       【不思議な食器屋】

 

 

ここは食器屋です

私はこの店の女店主です 

 

今日は食器達が騒がしい

落ち着きのない食器達を見つめながら

お茶を一口飲んだ

 

「ぼくにはお茶は出してくれないの?」

 

食器を見ていた男性の声が店内に響いた

 

(どうしてここがわかったのかしら)

 

ため息をつきながら店主は彼を見つめた

 

以前食器を探しに行った街で出会い

力がある事はわかっていたけど

食器達がこんなに怯えるなんて

 

「すまないね 食器達を怖がらせてしまって

これでも力を抑えているのだけど」

 

申し訳なさそうに彼は言った

これでは仕事にならないので

 

「今日はもうお店は閉めるわ」

 

と私が言うと

 

「じゃあ街を案内してよ 美味しい夕食を

 一緒にどお? 僕の話を聞きたいだろう」

 

と彼は嬉しそうに言った

私は諦めたように頷いた

それに本当は彼の話を聞きたかった

 

「じゃあ 外で待ってるよ」

 

彼が出て行くと食器達が静かになった

コートを着て店を出ると

外は夕暮れ時になっていた

彼は相変わらず前髪が長くて

表情がよくわからない

私が先に歩き出すと

彼がゆっくりついてくる

二人の背中がオレンジ色に染まり

街の中へと消えていった

 

 

 

 

 

持っていたコミックもかなり処分してしまい

ましたが

お話も絵も大好きで

新刊が出ると papa told meだけは購入しています

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます

 

 

明けましておめでとうございます

2025年が皆様にとって

素敵な一年になりますように

 

 

昔は私もお正月は義実家へ新年の挨拶に

家族で泊まりがけで行っていました

義理母の作るおせち料理が美味しくて

毎年楽しみで

ただ嫁という立場なので気を使ってしまったり

仕事と子育てでいっぱいいっぱいで

今更ですがもっと楽しめば良かったなと

思います

 

 

去年は介護中行けなかった

自分の健康診断にも行きました

大きな変化は無かったのですが

更年期に入った頃からLDLコレステロール

高めになり

体重を減らしても数値は変わらず

結局

食事と運動か・・・

今年は運動量を増やさないと

 

頑張ろう

 

 

今年のカレンダー

セリアで購入しました

 

 

 

 

 

次女は最強です

 

こんにちは

 

先日うちにお泊まりしてくれた次女は

幼い頃から要領がいいというか

 

気難しかった私の父も

「目に入れても痛くない」

と言っていて

学生時代も

友達や友達のママ達からも人気があったし

人の懐に入るのが上手です

 

 

次女は生まれて半年で

私が仕事に復帰したので

保育園も六ヶ月から通っていました

次女が二歳の頃だったかな

私が仕事を終えて迎えに行くと

娘は絵本を読んでいて

その一冊を読みながら

もう一冊がおしりの下にあって・・・

これで一冊読んでいる間も二冊目も

確保していたようで

絵本の上にお座りって・・・

たしかにそれなら取られないけど・・・

 

次女から聞いた時に

本当はすぐに注意する所ですが

私には到底考えつかない行動で

生後六ヶ月から保育園でもまれると

こうなるのかと感心してしまいました

 

 

それから

小学生位の時に

めずらしく私の誕生日に

水筒をプレゼントしてくれました

 

ラッピングも自分でしたようで

嬉しかったのですが

 

 

ふと後ろを見ると

なんか怖い

 

次女は最強です

 

 

 

 

母の言葉を綴ったら詩のようになりました(29)

 

おはようございます

 

久しぶりの母の言葉です

 

 

      みんなが

      しあわせだったら

      うれしい

      起きたら生きてた

      だから

      しあわせ

 

 

母は認知症になってから

言葉数が増えました

いつも多くを望まず

当たり前の毎日に感謝を忘れない

 

そんな母の言葉を

もう聞けない事が残念です

 

 

四十九日を過ぎるまで

母が昔使っていた物を玄関に置いて

弔問に来てくれた方々に

見ていただいていました

 

 

 

 

次女と一緒に夜ご飯

 

おはようございます

 

先日

次女が帰省して

うちに一泊してくれました

仕事が忙しい中

私の事を気にしてくれてありがたい

一緒に買い物して夜は外食

介護中は行けなかったし

ひとりでは入りずらくて

中々行けなかったお店で

夜ご飯を食べてとても楽しかったです

 

 

そして

 

私のお気に入りのネックレスを

「これ来月返すから」

と付けたまま

パジャマを貸すと

(私の予備の新品のパジャマ)

「これ可愛い 持って帰ろう」

と私の返事も聞かずに

翌日バックに入れて帰りました

 

ひとり親という環境にしてしまった分

今でも娘のお願いは聞いてあげたいし

20代おしゃれ女子に自分の購入品を

可愛いといってもらえて

嬉しかったりして

親バカですね

 

 

 

 

小学生の時の長女からの贈り物

 

 

こんにちは

 

もうすぐ11月も終わりで

時間が経つのがあっと言う間ですね

 

仕事を始めたので

帰りのバスの中から

ライトアップされた通りを見て

クリスマスだなあと思ったり

去年の今頃とは違う時間を過ごしています

 

 

娘たちが大人になってからは

クリスマスや誕生日に

家族の中でプレゼントを贈るとか

そういうイベント事をあまり

気にしない私達ですが

長女が小学生の時に

二人でプレゼント交換をした事があって

(どうしてそうなったのか覚えてない)

たしか私はジャケットをあげて

 

長女からはこのティーカップ

本人は覚えていないと思いますが

私は今でも大切にしています

(もう記念品扱いでたまにしか使えない)

 

お菓子は

東京風月堂の冬季限定サピ二エール

(粉糖をかけて食べました)

 

 

甘さ控えめでサクサク

美味しかったです